「ブルービークル」がテストコースを駆け抜けた。
東京モーターショーへ出展した All GaNビークルのコンセプトカー「ブルービークル」は、富士スピドウェイでお披露目したバギータイプの「グリーンビークル」と車両プラットフォームは同じにする兄弟車である。
当日は天候に恵まれ、マットブルーのボディー色が眩しい。

スパ西浦モーターパーク(愛知県蒲郡市)
コロナ感染でお披露目が遅れていたが、12月2-3日、愛知県蒲郡市のスパ西浦モーターパークで、公開テスト走行を実施した。
西浦モーターパークは、名古屋から1時間の海辺の気持ち良いテストコースである。
最高速度は 35km/h 制限しているが・・・
内燃機関とは明らかに違う。
モータらしい低速域の豊かなトルク感のおかげでGaNビークルの爽快な走りを体験できた。
後輪に配置したインホイルモータはアクセルペダルの動きに対して忠実で、素早くスムーズに路面にパワーを伝える。
新開発のカーボンサスペンションやハニカムボード樹脂バッテリケースによる大幅な軽量化は、流れるようにコーナーを駆け抜けることを実現している。
2日間の試走を無事に終え、GaNインバータの性能とブルービークルとのマッチングを確認することができた。
当日のテスト走行は、中日新聞にも掲載された。
https://www.chunichi.co.jp/article/166669
当日は、ブルービークル以外に市販EVを持ち込み乗り比べの評価を実施したので、次回、紹介する。